土地の広さ、必要な家のサイズから考える

代表の加藤です。
土地探しをする時、自分たちに必要な土地の広さを理解していないと、土地を無駄に広く買ってしまいます。
その結果、土地取得費用も高くつくし、固定資産税も高く払い続けることになります。
また、外構工事費用も高くつきます。

そうならないためにも、土地探しをする前に土地予算の算出と、自分たちに必要な土地の広さを算出することをおすすめします。

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必要な土地の広さについては、
①家の周囲(10坪程度)
②車1台につき(4.5坪程度) × 台数
③建物の1階部分の面積
④デッキの広さ
といった具合に算出します。

今回は③建物の1階部分の広さ(玄関・LDK)について、お伝えしていきます。
1世帯4人家族の場合
1帖=1.65㎡(畳1枚分)
2帖=1坪(3.3㎡)

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「玄関まわりの広さについて」
ここでは
外玄関、内玄関、玄関ホール、土間収納について考えていきます。

・外玄関は玄関ポーチのことで、外の雨に濡れないように屋根を設ける部分ですね。
ここは1帖から3帖ぐらい

・内玄関(靴を脱ぐところ)についても1~3帖くらいかなと思います。

・玄関ホール(廊下)については、少なくても良いと思うので、1~2帖でみていきます。

・土間収納(シューズクローク)については、何をどれくらい置くかで広さを決めます。
 例えば、釣りやキャンプといった道具がたくさんあるなら広く必要ですし、ベビーカーを置くぐらいでしたら、1帖あれば十分です。
 靴にしても1帖あれば、棚を6枚(W1600)設けたら、大人の靴でも56足はおけます。(1段8足)

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「LDKの広さについて」

LDKは誰もが広い方が良いと考えがちですが、広くしすぎるとその分家のコストも上がりますし、スペースに余白があれば、物を置いてしまいごちゃごちゃした空間になります。
LDKの広さについて考えていきたいことは
・キッチンの位置(対面なのか、壁付けなのか)
・ダイニングテーブルは必要か
・ソファは置くか
・パントリー収納は必要か

私個人としては、対面キッチンにしダイニングテーブルを置き、3人掛けソファを置くのであれば、16帖ぐらいの広さは必要だと思います。
あとは必要なパントリー収納の広さを足してみましょう。

今回は玄関とLDKの広さについてお伝えしました。
次回は、洗面脱衣・お風呂・トイレ・収納の広さについてお伝えしたいと思います。

株式会社 木楽家 代表 加藤

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