住宅ローン
代表の加藤です。
今回はローンについてお伝えします。
コロナの副産物であるインフレを抑制するために、アメリカの中央銀行は金利を上げており、この結果、アメリカの住宅ローン金利は6%を突破しました。
アメリカ人の90%以上が固定金利でローンを借りていると言われています。
すでに家を買っている人は、金利が上がってもダメージを受けることは少ないです。
一方でアメリカと比較にならないくらい金利が安い日本では、固定金利を選ぶ人は全体の20%ぐらいです。
多くの方が変動金利で住宅ローンを借りています。
これが全世界的に利上げが進む中、日本が利上げできない理由のひとつになっているようです。
物価は上げっても賃金が上がっていない現状、利上げしてしまうと住宅ローン破綻する人が増える可能性が高いからです。
もし日本銀行が金利を上げたら一体どうなるのか、考えていきたいと思います。
来月から毎月のローンが上がってしまったら、家計を圧迫しないよう返済期間を延ばすしか方法はありません。
つまり、いつまで経ってもローンが終わらない状況になり、利息の支払いが膨らんでいきます。
家を建ててからも、メンテナンスの費用、家電の買い替え、車の買い替え、子どもたちの進学費用がかかります。
家を建てる時には、先のことまで想定して予算を設定し、住宅ローンを選ばなければいけません。
先の出費のことを考えずに家を建ててしまうと、間違いなくローンに縛られたまま生きていくことになるでしょう。
単純に金利が安いからという理由だけで変動金利を選ばないようにしつつ、これからかかるであろうお金のことを考えた上で家づくりの計画をしていただきたいと思います。
それが、「資金計画」「ライフプラン」です。
株式会社 木楽家 代表 加藤